こんにゃくうどんの春日 「内臓脂肪を減らすには良質の脂肪分を 悪玉コレステロールを撃退!」
内臓脂肪とコレステロールの関係
おなかがぽこっと膨らんでハリがあり、掴みにくい。
内臓脂肪型肥満になるのは、中性脂肪が増えることが原因です。
中性脂肪は体を動かすエネルギーとなる物質ですが、過剰摂取すると
使いきれなかったエネルギーとして蓄えられます。
この蓄えられたエネルギーがぱんと張った内臓脂肪型肥満をつくります。
さて、中性脂肪が増えると善玉コレステロールが減り、悪玉コレステロールが
増えていきます。
悪玉コレステロールが増えると、余分なコレステロールを回収できず、
血管はどんどん細く、硬くなっていきます。
増え続けた悪玉コレステロールは酸化して、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞を
引き起こす原因となっていくのです。
内臓脂肪を蓄えるということは、悪玉コレステロールが増加の意図を
たどるということ。ただお腹が出てズボンが履きづらい……という単純な
ことではなく、取り返しのつかない病気に発展する恐れがあるという
状況なのです。
悪玉コレステロールを減らそう
重大な生活習慣病になってしまう前に、内臓脂肪を減らし、
コレステロールをコントロールする必要があります。
そのなかでキーポイントとなってくるのが「脂肪」の摂り方です。
脂肪には「よい脂肪」と「わるい脂肪」があります。
~よい脂肪~
イワシ、サバなどの青魚や、オリーブ油などの植物性脂肪に多く
含まれている不飽和脂肪酸には、コレステロールの排出を促して
血中コレステロールの値を正常値に下げる働きがあります。
これらはダイエット中にも積極的にとりたい脂肪です。
~わるい脂肪~
肉類や乳製品の脂肪に多く含まれている飽和脂肪酸は、
過剰摂取すると、内臓肥満の原因となる中性脂肪が作られたり、
心筋梗塞、脳卒中の原因となる悪玉コレステロールを合成する作用
が高まるとされています。取りすぎには注意が必要です。
「ダイエット中は、脂肪を食べてはいけない!」
と締め付けすぎることはありません。
脂肪が不足しすぎると肌が荒れたり、髪がパサパサになったりします。
どうしても脂質のカロリーが気になる場合は、こんにゃくうどんと
合わせてお召し上がりいただくとヘルシーです。
■おすすめレシピ
オリーブサラダこんにゃくうどん 87kcal
こんにゃくうどん…1袋
レタス…30g
トマト…60g
オリーブオイル…適量
醤油…お好み
塩こしょう…お好み
シンプルな味わいだからこそ、たっぷりのオリーブオイルで
お召し上がりいただきたい1品サラダ麺です。
こんにゃくうどんの他、こんにゃくパスタでも美味しく作ることが
できます。ぜひお試しください。
よい脂肪は積極的に取り入れて、内臓脂肪を撃退しましょう!
次回は「外食でも内臓脂肪を注意できる。メニュー選びの基準はコレ!」
というテーマでお送りいたします。お楽しみに^^